20080823

一級建築士の試験は時間との戦い

いや~エスキス難しいよね。
さっきN学院の友達から電話きたけど、俺ら(S学院)と同じくかなり悪戦苦闘してるみたい。
地上7階建てともなると作図量が多い。これがホテル系基準階の難点だな。

極め付けが設計要領の記述。コレが地味なくせに時間と頭を使わせる。
ほとんど決まり文句みたいなのはあるが、「周辺環境に配慮したこと」や「ゾーニングや動線に配慮したこと」を書くときは、問題文の重要点をもれなく拾い出し、(特に問題文左上の「設計にあたっては特に次のことが求められる」の①~③の内容)文章化すること。この①~③の内容は当然といえば当然の内容だが、これを読み飛ばしていないことをアピールする必要があるのね。

ちなみにN学院は駐輪場のスペースを斜め線で省略するけど、S学院は台数分の区切り線をいれるのね。S学院生が講義の課題で斜め線を使っていたら、ある講師、
「コレはやめなさい!N学院っぽいから!」だって。
いろんな柵があるのね。

20080819

一級建築士 設計製図2回目講義

一級建築士 製図のお勉強。
【一級建築士 製図試験まであと52日】

8/16(土)
一級建築士 先週の講義のS1別プランのトレース。
4時間。遅い。

8/17(日)
S学院製図講座(9:00~20:00)
「ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設」の演習問題を使って、問題文読み取り+エスキス手順+作図方法など
ながい。結局10時ごろまで残され、学生時代の居残りを思い出した。。。
小学生なら泣いてるレベル。

8/18(月)
昨日の授業で使った課題(S2)の別プランの作図(参考エスキスを見ながらの作図)
タイムは4時間。遅い!

8/19(火)
自宅で勉強。
学院の宿題になっている課題(L1)を解いた。
エスキス3時間、製図3.5時間。アウト。。。
無理やり7*7グリットで当てはめた事で、基準階一部不整形に。
てかドライエリア忘れてる。
何だかな~

てかエスキスの難しさがじわじわ分かってきた。こんなの2年も3年もやってたらノイローゼになるね。ますます一発合格しかない。

って気持ちばかり先行してエスキスのスピードはいまいち。結局毎回2.5~3.5時間はかかる。

①問題文の読解。落してはいけない最重要POINTをまず把握。
というのも完全完璧なプランニングは不可能と考える。重要なのは問題文の意図を把握し、問題の作成者に対し、「その意図が分かってるよ!」という主張すること。重要な部分を無視したり、無知を教えるような妥協をすると合格が遠くなる。
②ノンスケールで6分割したグリットにキーとなる要素(例えばエントランスホール・レストラン・オープンスペース・管理部門)をザックリ3通り程度用意する。この段階では細かい問題文の内容は盛り込まない。学院では問題右半分を折って見えなくし、固定観念が生まれないように初期プランをスタートさせている。
③1/400スケールで敷地を描き、②のうちひとつをピックアップして、駐車スペース・通路・斜線等を考慮して建築可能領域を出す。ここから最大公約数のグリットを見つける。
自分の場合7*7か6*7でけっこう決め打ちしてる。場合によって複合グリット。
基準階と大空間(天井高が高くなる空間)の取り合いが問題なので、それをクリアするためのグリットと捉える。
④なんとなくエリア分配が見えたら 2コマで1グリット程度のスケールでまたザックリプランニング。ここが一番時間かかる。場合によって再度②又は③に戻る可能性あり。この判断は難しいが、意を決していくしかない。ただ、焦って違う見方ができなくなるのを防ぐため②で2~3通りのイメージを出している。プランを変更したところでゼロになるわけではないので、ここで諦めない強い意志が大事。マジで。
⑤④のプランを1/400に表現し、最終的なエスキス図面とする。

【これまで描いた図面 5枚】